マンションや一戸建て住宅を購入した方でも、将来には住み替えを検討したり、遠くへ引っ越しをして移住をするような計画を立てる方も数多く存在しています。この場合、既に購入している住宅は不要となってしまい、そのまま放置していても固定資産税の支払いが永遠と続くので売却を検討することも一般的な流れです。
住宅の売却は意外と簡単にできますが、住宅ローンが完済されていることが前提です。もしも、完済していない場合は債権者となる銀行等との話し合いが必要とされ、未完済の額面による違いもありますが一括返済を求められるケース、売却して得たお金で返済するケースに分かれます。少し面倒な手順を踏まなければなりませんが、完済済みの場合は既に完全に自己所有物件になるので債権者は存在しないことで自由に売ることができるようになります。
家を売るには身近な範囲、近隣で営業をしている不動産会社に任せて、不動産鑑定 士による調査を経て売る方法がありますが、絶対とは言い切れませんが、単に近場で営業をしているという理由だけで不動産会社を選ぶことは避けた方が賢明です。不動産会社により得意分野があり、マンションに強い会社があれば、戸建て住宅に強い会社があり、更に同様の得意分野を持っていても不動産会社で提示される価格帯には大きな差が生じることも事実ではないでしょうか。正しい判断で家を売るには、十分に比較検討をすることが最も有効な方法です。
ただし、自分の足で何軒もの不動産会社に査定依頼をすることは現実的ではありません。ここで役立つ方法はインターネットを使って査定を受ける方法があり、不動産の売買に特化した比較サイトを利用することが最適です。サイトには優良企業が登録をしているものなので、1度の必須項目の入力を済ませるだけで、3社から4社程度から査定額が提示される便利な機能です。当然ながら高い査定額を提示している不動産会社に任せることがベストと言えますが、実際に担当者の方と住宅の点検を十分に行ってもらい、その間に担当者の人柄や信用度なども感じ取ることも欠かせません。
売却額に納得できた場合は、依頼先の不動産会社に殆ど全てを任せることができるようになり、住宅ローンが返済されている際には、特に手続き上の問題も起きずに不動産会社側で対応してもらえます。一般的には比較サイトでも仲介業務として不動産会社が名乗りを上げる方法ですが、即座に売却することを希望する方は直接買い取りを行う不動産会社を探す方法も売却害は多少低くなりますが悪くはありません。